一般財団法人環境イノベーション情報機構

環境Q&A

なぜ植物プランクトンを人工的にどんどん増やさないのでしょうか。 

登録日: 2008年05月17日 最終回答日:2008年05月20日 地球環境 その他(地球環境)

No.28035 2008-05-17 03:30:51 ZWlb336 とまと

二酸化炭素の量が増えている話題を最近よく耳にします。
みんな何とかできればと考えていると思います。

赤潮を発生させない、高温にも耐性のある他そういった種類の海中の植物プランクトンを選んで養殖し、魚の稚魚のように海へ返せば、植物プランクトンの量が増えれば、海の中はもちろん地球全体の酸素も増えて 食物連鎖の バランスもよくなると 単純に考えてしまうのですが、

植物プランクトンの弊害を話をよく聞きます。

実際に こういう方法は問題があるのでしょうか。

宜しくお願いします。

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No.28045 【A-1】

Re:なぜ植物プランクトンを人工的にどんどん増やさないのでしょうか。

2008-05-19 08:08:32 海鷲 (ZWl6216

@赤潮は,植物プランクトンが異常に増殖した状態のことであり,特定の種類が増殖することを赤潮と呼ぶわけではありません。比較的害の少ない珪藻類であっても,春季には赤潮を発生させています。
A高温に耐性のある種類を利用する場合,対象とする海域の遺伝子の組成に影響を与える可能性があります。場合により,遺伝子汚染という新しい形の汚染が引き起こされることが懸念されます。
B植物プランクトンが増殖した場合,そのすべてが動物プランクトンや草食性魚類に利用されるわけではありません。それらの10%程度が利用されるだけです。利用されない植物プランクトンは,数日中に枯死し生物分解されます。このとき,海水中の酸素が大量に消費され,貧酸素水塊が生じ,青潮の原因となります。
実際に外洋で鉄を散布して植物プランクトンの増殖を促し,二酸化炭素を吸収させる試みがなされいます。しかし,上記の理由から,沿岸域では,増殖した植物プランクトンの大部分が十分に利用される方法を考なければ難しいと思われます。その方法として,栽培漁業が挙げられますが,別の問題が生じるかもしれません。
何れにしろ,各栄養段階の個体数のバランスを十分に考慮して行う必要があると思われます。

回答に対するお礼・補足

植物プランクトンを地上の植物のように増やせば海の中にも森ができるのではと思っていました。 ありがとうございました。

No.28055 【A-2】

植物プランクトンを増やして弊害がでた場合

2008-05-20 01:44:50 こーら (ZWlb33f

デメリット

植物プランクトンを増やして弊害がでた場合は責任問題や賠償問題になるかも知れません。
もし滋賀県知事の立場で、琵琶湖に二酸化炭素固定する力のあるプランクトンを大量に培養しようかと検討しようとする

頭をよぎるのは「もし鮎やフナ、もろこが全滅したら・・・」

末代まで批難されるかも知れないし、漁師や環境保護団体から損害賠償を請求されたとき、自分一人だけで済むだろうか、妻や子供、孫まで賠償請求されないだろうか・・」
歴史に残るほどの批難を浴びるかも知れないかも。


メリットが無い

お金は稼げないし、勝手に琵琶湖で養殖しても、誰も褒めてくれないだろうし、手柄を上げても誰もが関心もないだろうし、関心なければ賞賛もしてもらえない。
国の仕事として委託を受けて税金を稼げるならいいですが


これどのリスクの多い仕事を誰がするでしょうか






>二酸化炭素の量が増えている話題を最近よく耳にします。
>みんな何とかできればと考えていると思います。
>
>赤潮を発生させない、高温にも耐性のある他そういった種類の海中の植物プランクトンを選んで養殖し、魚の稚魚のように海へ返せば、植物プランクトンの量が増えれば、海の中はもちろん地球全体の酸素も増えて 食物連鎖の バランスもよくなると 単純に考えてしまうのですが、
>
>植物プランクトンの弊害を話をよく聞きます。
>
>実際に こういう方法は問題があるのでしょうか。
>
>宜しくお願いします。

回答に対するお礼・補足

ありがとうございました。

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