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環境Q&A

ダイオキシンの発生防止のための焼却炉運転条件について 

登録日: 2008年10月20日 最終回答日:2008年10月21日 健康・化学物質 ダイオキシン

No.29959 2008-10-20 19:01:35 ZWlbcf フィリップ

ダイオキシンの発生防止には、焼却炉の構造と特定の運転条件が必要で、燃焼温度800℃以上の高温処理、十分なガス滞留時間(1〜2秒以上継続)と文献で拝見しました。
それについて、燃焼温度800℃以上、ガス滞留時間2秒以上という数値は何を根拠に導かれた数値なのでしょうか?参考になる資料があればと思います。

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No.29961 【A-1】

Re:ダイオキシンの発生防止のための焼却炉運転条件について

2008-10-20 21:14:16 Lake (ZWla752

>それについて、燃焼温度800℃以上、ガス滞留時間2秒以上という数値

廃棄物処理法の焼却施設にかかる技術上の基準ですね。
ダイオキシンが社会問題になったころ(確か平成9年)に追加された基準です。
環境省HPをご参照ください・・・と思ったんですが、当時はまだ「環境庁」で、廃棄物処理法は厚生省所管だったせいか、詳しい検討資料や報道発表資料は環境省HPに載っていないようです(施行通知などはあるのですが)。

ここまで書けば、どのあたりを調べたらいいか見当がつくでしょう。

回答に対するお礼・補足

ありがとうございました!
さっそく調べてみます。

No.29964 【A-2】

Re:ダイオキシンの発生防止のための焼却炉運転条件について

2008-10-21 00:20:56 火鼠 (ZWl8329


昔の記憶です(平成7年頃かな)
ドイツの毒ガス兵器の処理で。2次燃焼850度3秒保持てのがあったと思います。要は、高温で何秒か維持すれば、有機化合物は。燃えて無害化できるってことでは?
800度1秒は無理かも〜。平成6〜10年ごろの、文献に、沢山事例があるような気がします。

回答に対するお礼・補足

興味深いご意見ありがとうございます!
たしかに有機物ですもんね。
そういう判断のされ方もありますね。

No.29965 【A-3】

Re:ダイオキシンの発生防止のための焼却炉運転条件について

2008-10-21 07:25:47 Dr.ゴミスキー (ZWl651d

 A−1及びA−2で説明されていますが、当時の審議会の資料や議事録を参照すると雰囲気を理解出来ます。

 同じことは、締め切られている「教えて下さい」にも言えます。
 http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=29914

 当時の審議会傍聴の微かな記憶では、所沢等の産廃業者の法の穴を潜る対処に対する規制として合算や温度や滞留時間等を議論しています。

回答に対するお礼・補足

法律的な面からも再度調べてみます。
ありがとうございました!

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