一般財団法人環境イノベーション情報機構

環境Q&A

荒川区立尾竹橋公園の高濃度ダイオキシン汚染問題のその後は? 

登録日: 2009年11月21日 最終回答日:2009年12月02日 健康・化学物質 ダイオキシン

No.33719 2009-11-21 10:21:16 ZWlc43b 環境情報リスナー

3年ほど前だと思いますが、荒川区立尾竹橋公園(町屋7)の土壌のダイオキシン汚染問題で、環境基準値の600倍のダイオキシン類が検出さたらしいのですが、その後どうなったのでしょうか?。
お教え下さいますようお願いします

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No.33749 【A-1】

Re:荒川区立尾竹橋公園の高濃度ダイオキシン汚染問題のその後は?

2009-11-29 21:34:40 おせんち (ZWlb24a

>お尋ねの内容は、まったく承知しておりません。
 あまり深刻に考えないでください。
 半世紀ほど前までは、例えばPCBは、「熱特性、物理特性、化学特性、電気特性抜群で無色、無味、無臭」であると宣伝されていました。有機塩素系の溶剤類も同様です。それらが認められて盛んに使われるようになりました。
 しかし、使っていると劣化します。廃水に混ぜて流すわけにも行かず、廃棄物として処理する態勢は整っておらず、疑うこともなく穴を掘って流し込んでいました。あるいは、あふれ出るままに地下浸透していました。熱媒体に使ったPCBには、相当量のダイオキシンが含まれていたようです。それが、当時の常識のような状態だったのです。企業の相談に乗って、相談されたり、尋ねたりすると、大変な数の事例があります。
 「環境基準の600倍」など倍率が高いほど驚いてくれますので、マスコミ等でも盛んに使われます。土壌の場合は、倍率よりも、汚染の範囲、濃度でなく絶対量の方が分かりやすくなります。処理方法も無いわけではありませんが、除去、搬出、無害化にかかる費用を考えると二の足を踏んでしまいます。企業活動が成り立たなくなります。無害になったけれども、企業は倒産、土地と借金が残ったとなりがちです。相談されても、どうして良いか分かりませんでしたので、そのままそっとしてあります。
 私の乏しい経験の範囲でも、隠れた汚染が相当存在すると考えています。全国に均された環境基準の考え方と、現実に多く存在しても知られていない局所的な極めて高濃度の汚染土壌、何だか噛み合っていないように感じています。それら数多くの対象に現実的に早急に対応する手法が無いようです。
 土壌中では、物質によっては、拡散速度が極めて遅いものがあり、PCB、ダイオキシン類などは、遅い部類に入るのではないでしょうか。

回答に対するお礼・補足

おせんち様
ご回答ありがとうございました。
なお、下記の回答には驚いております。

>疑うこともなく穴を掘って流し込んでいました。あるいは、あふれ出るままに地下浸透していました。熱媒体に使ったPCBには、相当量のダイオキシンが含まれていたようです。それが、当時の常識のような状態だったのです。企業の相談に乗って、相談されたり、尋ねたりすると、大変な数の事例があります。

No.33758 【A-2】

Re:PCBを穴を掘って流し込んだり、地下浸透してたころは何処?

2009-11-30 20:23:30 環境情報リスナー (ZWlc43b

>大変な数の事例があります。
エッ!?
それば何処ですか?
業種や地方等のその概要だけでも結構ですのでお教えいただけませんでしょうか?

No.33760 【A-3】

Re:荒川区立尾竹橋公園の高濃度ダイオキシン汚染問題のその後は?

2009-11-30 22:07:47 おせんち (ZWlb24a

>PCBや有機塩素系溶剤など使われ始めたころは、環境問題の視点ではなく、人体影響の面から「無毒」が強調されていました。有機塩素系溶剤も、無毒のはずでしたが、比重の高い蒸気が床面に滞留しクリーニング店のおやじが床に寝込んで酸欠で死亡したりした事故はありました。メッキ工場の脱脂等の工程にも、使われ、製品に付着した溶剤は、床と言っても地面に流れ放題など普通でした。

 PCBでさえも「無毒、無色、無味、無臭」と言われていました。絶縁材や熱媒体等に使われていましたし他の鉱油類を良く溶かしましたので、油汚れの手の洗浄にハンドクリーナー代わりに使ったりしていました。廃棄物の処理という考え方は無かったと思います。また、処分したという記録も残っているわけがありません。半世紀前後前の話ですが、土壌汚染という形で現在に直結しているわけです。土壌汚染の調査をしてみて、恐ろしいほどの高濃度の汚染が発見される場合がほとんどです。昭和45年12月の公害国会で環境関連法が整備されたのが約40年前です。土壌汚染については、具体的な基準が出来たのは、それよりもずっと後でしょう。廃掃法でさえ、その当時、廃油は15倍量の土と混合して埋立を認めていました。PCB原液の規制はずっと後です。PCBそのものであっても、廃油として15倍の土と混合して埋立が適法に行われていたのです。いまだに、消防法では、揮発性の溶剤類を少しずつ蒸発させて処理する基準があるようです。廃掃法が優先するのですが、知らなければ蒸発させるでしょう。

 そんないい加減な処理をしていたとは、大変なことだ、そんなことが許されたとは驚くなどと、いくらビックリしても詮無い話です。前述のような話はあり得ないとでもお考えでしょうか。現在の感覚で半世紀前の行為を嘆き、断罪しても始まりませんが、土壌汚染は、まさに現在の問題です。

 特定の事例、場所等について、相談を受けた情報を公にしてしまっては、生業が成り立たなくなってしまいます。お許し下さい。

回答に対するお礼・補足

おせんち様
重ねてのご回答ありがとうございました。

>PCBそのものであっても、廃油として15倍の土と混合して埋立が適法に行われていたのです。

土壌に油が汚染があった場合にはPCBやダイオキシン類もを調査することが必要となる理由が良くわかりました。

No.33765 【A-4】

ダイオキシンやPCBではありませんが

2009-12-02 08:47:46 中郡之風 (ZWl391f

>>大変な数の事例があります。

>エッ!?
それば何処ですか?
業種や地方等のその概要だけでも結構ですのでお教えいただけませんでしょうか?


5〜6年前、土壌環境リスク管理者取得の講習に行った際、講師の方が、”日本のコンビナートのほとんどは土壌汚染されているのでは”という話をしていました。どのような物質で汚染されているかという話はありませんでしたが、おせんちさんが言われている通り、半世紀前と現在では化学物質に関する情報と認識が全く違い、また環境に対する意識も全く異なり、今思えばとんでもない取り扱いをしていたと言うことになります。別の情報源からの具体的例として、ドライクリーニング溶剤として使用されていたテトラクロロエチレンなどについては、それが導入された時代(昭和30年代)には、”クリーニングマシンで溶剤を蒸留回収する際、突沸した溶剤は素堀の溝を掘ってそこに流すように”などの指導がされていた、という話を聞いたことがあります。

回答に対するお礼・補足

中郡之風様
ご回答ありがとうございました。
クリーニング業者のテトラクロロエチレンなども昔は取り扱いをしていたのですね。

クリーニング業者の場所は日本リネンサプライ協会のホームページで分かります。
http://jlsa.or.jp/kaiin/index.html

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