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環境Q&A

食用油の付着したアルミホイルについて 

登録日: 2012年08月21日 最終回答日:2012年08月24日 ごみ・リサイクル ごみ処理

No.38645 2012-08-21 09:57:55 ZWle92 匿名

よくアルミホイルで食材を包みますが、調理後の食材を包んだアルミホイルは食用油がべったりとついています。

このアルミホイルを捨てる際、水道水で洗ってから廃棄した方が環境負荷が軽減されるのか、そのまま廃棄した方がよいのか疑問に思います。

洗った場合には下水が汚染されるかと思います。
※食べ残しをそのまま流した場合、魚が住めるようになるには・・・という話を耳にします。

洗わずにそのまま廃棄した場合には、可燃ごみの場合には焼却の際に燃焼が激しくなりCO2の発生量が増すことが懸念されます。
また、不燃ごみの場合には埋立になると思いますが、土壌の汚染が懸念されます。

洗い流した後に廃棄するかそのまま廃棄する、どちらが正しいのでしょうか?


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No.38647 【A-1】

Re:食用油の付着したアルミホイルについて

2012-08-21 10:43:52 papa (ZWlbd18

>洗った場合には下水が汚染されるかと思います。
下水はもともと汚れた水として処理を行うことを前提としています。
日常生活でふつうに排出される汚濁物は処理対象としておりますが、油脂付着物は洗い流さずに可燃ごみとして処理をお願いします。

>※食べ残しをそのまま流した場合、魚が住めるようになるには・・・という話を耳にします。
このたとえ話は大変トリッキーな要素を含んでおりお勧めできるものではありません。希釈放流が前提の説明となっておりますが、汚濁物は希釈するのではなく処理を行うという前提がありません。

>洗わずにそのまま廃棄した場合には、可燃ごみの場合には焼却の際に燃焼が激しくなりCO2の発生量が増すことが懸念されます。

付着油脂の焼却により懸念されるほどCO2の発生が増えることはありませんが、大量の電力を消費して製造されるアルミニウムを使い捨てにするということ自体のほうがはるかに環境負荷を増やしています。

ご家庭でアルミホイルで包装して保存しなければならないほど料理をたくさん作るのではなく、食べ残しがないよう必要量だけつくり、季節の旬に応じた原材料を使うなどの配慮のほうがはるかに環境負荷を少なくすることができます。

>洗い流した後に廃棄するかそのまま廃棄する、どちらが正しいのでしょうか?

どちらが正しいというようなことはありませんが、使わないのが一番環境負荷が少ないと思います。使ったなら洗わずに可燃ごみとしてそのまま収集に出してください。これが処理場側からのお願いです。

No.38651 【A-2】

Re:食用油の付着したアルミホイルについて

2012-08-22 13:52:31 妹背の滝 (ZWlaf1a

>洗わずにそのまま廃棄した場合には、
>可燃ごみの場合には焼却の際に燃焼が激しくなり
>CO2の発生量が増すことが懸念されます。

食用油(植物油,動物油)に含有される炭素成分は、
最終的に二酸化炭素になります。
よって、「燃焼が激しくなったから」といって、
二酸化炭素の生成量自体が増える訳ではありません。

排水中に出た油は、微生物等により分解され
炭素成分は二酸化炭素になります。

二酸化炭素になるのが、早いか遅いかの違いです。

紙やアルミホイルに付着している程度の量の食用油類であれば
ごみ焼却という場では燃焼補助剤的に働くでしょうから
好ましいのではないかと思います。


No.38661 【A-3】

Re:食用油の付着したアルミホイルについて

2012-08-24 16:39:26 maki (ZWle85d

>よくアルミホイルで食材を包みますが、調理後の食材を包んだアルミホイルは食用油がべったりとついています。
>
>このアルミホイルを捨てる際、水道水で洗ってから廃棄した方が環境負荷が軽減されるのか、そのまま廃棄した方がよいのか疑問に思います。
>
>洗った場合には下水が汚染されるかと思います。
>※食べ残しをそのまま流した場合、魚が住めるようになるには・・・という話を耳にします。
>
>洗わずにそのまま廃棄した場合には、可燃ごみの場合には焼却の際に燃焼が激しくなりCO2の発生量が増すことが懸念されます。
>また、不燃ごみの場合には埋立になると思いますが、土壌の汚染が懸念されます。
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>洗い流した後に廃棄するかそのまま廃棄する、どちらが正しいのでしょうか?
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