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環境Q&A

エマルジョン燃料の実用例について 

登録日: 2012年10月30日 最終回答日:2012年12月04日 エネルギー 省エネルギー

No.38847 2012-10-30 14:09:55 ZWlea2a MKproject

最近、エマルジョン燃料という水と油を混ぜる燃料をしりました。
ボイラやディーゼルエンジン等で使用するようですが、その実用についてご教授お願いします。

@ディーゼルエンジンの自動車で使えますか?また、使っている実用例はございますか?(ネットにロンドンバスで使用している情報を拝見しました、それ以外にありますか?)

A界面活性剤でエマルジョン燃料を作る時のメリットやデメリットは何でしょうか?

Bエマルジョン燃料を普及させたい、市民レベルの団体様はいらっしゃいますか?

エマルジョン燃料については、素人ですのでもしかすると一般的に周知されている事かもしれませんが、教えていただきますよう宜しくお願いいたします。

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No.38849 【A-1】

Re: エマルジョン燃料の○○○について

2012-10-30 22:33:51 ronpapa (ZWlba5

↓過去の質問・回答例をご紹介します。
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=32111(? エマルジョン燃料のメリットデメリット、2009-05-13、robinさん)
- この回答例の中で、私自身は「火鼠」さんからの回答と助言を指示します。

〔付記〕
- ネット情報検索を試みられると「エマルジョン燃料協会」と称するサイトの存在が見つかりますが、私の調べた範囲では“要注意”と感じました。(所在地も連絡先アドレスも明記しないサイトに対するメール投函等の接触は危険と判断します)
- ウィキペディアにおける「エマルジョン燃料」に関する情報記載内容についても、真偽のほどに疑問を感じます。(Wikipediaの冒頭文に“この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です”とありますが、その通りです。このような場合、Wikipedia内の「編集」と「履歴表示」の欄を参照しておくべきでしょう)
- 過去にも紹介されている記事情報ですが、http://www.nagaoka-ct.ac.jp/ec/mech2/gif/Emulsion.pdf(燃焼炉におけるエマルジョン燃焼の技術、石田博樹/長岡工業高等専門学校、2008年4月) 当該レポート末尾にある数十行の警鐘文を知っておくべきかと思います。

〔ところで・・・〕
- MKprojectさんが『ネットにロンドンバスで使用している情報を拝見しました』と述べておられる出処(サイトURL)を教えていただけないでしょうか?
自動車用ディーゼルエンジンでの使用例を先ず理解したいのですが。

回答に対するお礼・補足

ronpapaさん、回答いただきありがとうございます。
私は、最近、エマルジョン燃料となるものを知ったばかりですので、過去の情報を頼りに真偽を探しています。「エマルジョン燃料協会」となるサイトも拝見しましたが、運用されている感じもしませんね。。それに、悪質な商法などの言葉も付いて回ってるので、こちらにも実用例がないのかご質問をしました。
その後、石田博樹様のレポートも拝見し自動車では使えないのか・・と感じてもいましたが、その後いくつか気になる情報もありました。
@ロンドンバスについては、2005年のブログですが↓
http://ameblo.jp/doe136/entry-10006847828.html
Aあのスカイラインの父と呼ばれる桜井眞一郎氏の会社でも実用されているようです↓
http://www.sseng.co.jp/service/index.php
B自動車情報プラットフォームというサイトでは「EPAとCARBの認証取得」の記事↓
http://www.marklines.com/ja/report/rep318_200411
C神奈川大学のスーパー・エマルジョン燃料は、30tダンプの実車走行試験を行ったそうです↓
http://221616.com/corism/articles/0000044620/

これらの情報を垣間見ると、可能性を全く否定はできなくなりますね。。
実用にはまだ時間のかかる電気自動車や燃料電池車と平行に水の力で10%〜15%も節約(出力はそのまま)できるのであれば、単純に100台のディーゼル車のうち15台を水だけで動かしているのと同じ消費。それに今すぐに行動できるのでは??と感じています。ですので、やっぱり、実のところを知りたいです!

No.38906 【A-2】

Re:エマルジョン燃料の実用例について

2012-12-02 21:24:25 100 (ZWlea50

>@ディーゼルエンジンの自動車で使えますか?また、使っている実用例はございますか?(ネットにロンドンバスで使用している情報を拝見しました、それ以外にありますか?)

利用は可能でしょうね。
ボイラーや建設重機などで利用されているんじゃないですか。


>A界面活性剤でエマルジョン燃料を作る時のメリットやデメリットは何でしょうか?

これについては分かりません。

>Bエマルジョン燃料を普及させたい、市民レベルの団体様はいらっしゃいますか?


謳い文句が「自動車、飛行機、船舶、ボイラー」で利用できる・・・ということですが、普及についてはものすごく難しいでしょう。
特に自動車、飛行機、船舶の場合は、
第一の理由は安全性がどのように担保されているのかが不明です。
第二の理由は年間を通じての費用対効果をどこで図っているのか。

このエネルギー(と呼べるのかな?)の開発は所謂「モノとモノとのコラボ(掛け合わせ)」ですので、ある意味・・非常に不安定な供給リズムであると思います。さらに「コラボ」製品が画期的な開発と呼ぶにも少し抵抗を感じます。

そして・・・質問者さんは業者さんですか?

回答に対するお礼・補足

100さん、回答いただきありがとうございます。

初めに、私はエマルジョン燃料を最近知った30代の会社員です、とはいえ仕事はデザイン業ですが。。。自分の車に応用出来るのか調べている者です。最近燃料代で困っていて安価なディーゼル車でもレギュラーガソリンと大差ない昨今ですので。。。かといって車を買い替える?そんな事は金銭的にまだ先ですので。

自動車に使えるかどうかの前に、「安全性」と「価格」は重要なポイントですね!

「画期的な開発」でもなさそうですね・・・
零戦で使われていたような内容も拝見しました↓
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1286401207

画期的とは言えないほど前から使われているんですね。

ただ、いろいろと調べると、実用出来ている話が少ないので、
何が原因なのか知りたいです!!

No.38908 【A-3】

Re:エマルジョン燃料の実用例について

2012-12-04 18:49:31 100 (ZWlea50

質問者様へ

>何が原因なのか知りたいです!!

ところでこのエマルジョンってGSなどで普通に売られているのですか?

特定の場所からローリーで配達してくれるのでしょうか。

それともその製造機械を購入やリースなどして自分で作るのでしょうかね。

・・・という疑問が先に浮かぶということは普及されていないということになりますね。
じゃあなぜ普及しないのか?
早い話・・媒体メーカ(自動車などの)が認めていないからではないでしょうか。

こういった燃料系のビジネスというものは一過性のものが多くて、余程の信頼性がなければ使うという気にはなれないのが一般的な考えです。
例えば自動車なんて・・もしそれが原因で致命的でなくても何らかの故障になれば、だれが保証するのですか。
最初から「保証します」という会社もあるようですが、逆に言うと「保証」を前面に出す商品ほど「?」かなって感じもします。

必要なのは「実証」です。それも自動車メーカーも頷くほどのモノでなければ、それを愛車に入れて走らすという気にはなれないのが普通でしょう。

エマルジョン企業はこういうところをクリアすべきで、またこれが普及したらしたで、今度は税金の扱いです。
燃料としては軽油等に課税をされているものの、需要が高まればその括りではなくて「エマルジョン税」のようなもので徴収されそうですね。普及すればですけど。

いずれにしても現在のところ・・エマルジョンはボイラー以外には需要がないようですね。

私の知り合いはかなり前に、
ドラム缶数本を頂いて重機に入れて使っていたところ、コマツから「メーカー保証」はしない旨を言われて使用中止したそうです。
その残りを宅地造成現場の現場内パトロールに使っていた「車検なしの型落ちのディーゼル燃料のクルマ」で使用していたそうです。

数年前に何かの雑誌で「研究者の道楽」と書かれていたのを記憶にあります。

しかし研究というのはあたれば大きいし需要が高まる時代が来れば・・という期待もあります。
ははは、けど・・燃料というものは変動相場ですから、その時の価値だけでは^^;

回答に対するお礼・補足

100さん、回答いただきありがとうございます。

>必要なのは「実証」です。
私もそう感じています。限界のあるネットでの検索ではやはり実証されている例は見つけることができません。

>現場内パトロールに使っていた「車検なしの型落ちのディーゼル燃料のクルマ」で使用していたそうです。

非常に興味深く感じます。実際に車を動かしていたということですよね??


まず、動くことが解れば、次は耐久性などの安全品質面について試験していくことのように、素人感覚では感じています。すぐに出来そうな感じもしますが・・・

やはり、問題は課税なんでしょうか??

なかなか、難しいエネルギーなのかもしれませんね。。。。

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