一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2009.10.14
南極条約
ナンキョクジョウヤク 【英】Antarctic Treaty
解説
南極地域を各国が利用する場合の原則等を示した条約(1961発効)。1957-58年の国際地球観測年に南極で観測を行なった日、米、英、仏、ソなど12カ国が南極地域における国際的な観測協力体制を維持、発展させるため1959年に採択した。日本は原署名国として60年に条約締結しており、2006年月現在の締約国数は46カ国、うち28カ国が南極条約協議国となっている。
同条約では、南極地域の軍事的利用の禁止、科学的調査の自由と国際協力の促進、領土権の凍結等南極利用の原則が示され、「南極協議国会議」の開催等が定められている。
この解説に含まれる環境用語
この環境用語のカテゴリー
関連Webサイト
- 南極地域の環境保護(環境省):http://www.env.go.jp/earth/nankyoku/kankyohogo/index.html