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環境ニュース[国内]

第2回「美の里づくりコンクール」受賞団体を決定

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2007.02.15 【情報源】農林水産省/2007.02.15 発表

 優れた景観づくりを行っている農山漁村の取組みを表彰する第2回「美の里(びのさと)づくりコンクール」の農林水産大臣賞に、宮崎県美郷町の「椎野あじさい組合」が決定したことが、平成19年2月15日付けの農林水産省発表によりあきらかになった。
 このコンクールは優れた景観づくりを行っている農山漁村の取組み事例を顕彰・広報することによって、農山漁村で美しい景観形成を進め、都市と農山漁村の共生・対流を活発化することが目的。
 選定にあたっては、(1)自然景観と農林地の景観が統一的・連続的に地域の美しい景観をつくりあげていること、(2)多様な主体が地域の景観の保全・形成に参加していること、(3)地域資源を活かし、自然環境・生活環境・伝統文化が調和した景観を保全・形成していること、(4)農山漁村ならではの景観の魅力を活かして都市との交流、地域経済活性化を図っていること、(5)景観農業振興地域整備計画をはじめ、良好な景観づくりに関する施策や条例、協定を活用していること−−の5点を審査基準としている。
 農林水産大臣賞を受賞した「椎野あじさい組合」は、8戸しかない美郷町北郷区の椎野集落で、自宅の庭に咲いていたあじさいを道路に植栽する取組みを進めている住民による団体。現在までに植えたあじさいは3万本、あじさいロードは全長7キロメートルに達し、開花期には町の内外から約1万人の観光客が訪れるようになったほか、周辺地域に景観づくりに向けた新たな取組みを促す役割を果たしている。
 なお、これ以外にも、新潟県柏崎市の「別俣コミュニティ振興協議会」と岡山県久米南町の「北庄中央棚田天然米生産組合」が農林水産省農村振興局長賞、福井県越前町の「梨子ヶ平集落」、岐阜県恵那市の「恵那市坂折棚田保存会」、佐賀県唐津市の「自然と暮らしを考える研究会」が美の里づくり審査会特別賞を受賞した。【農林水産省】

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