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硫化水素 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

硫化水素

リュウカスイソ   【英】Hydrogen Sulfide  [略]H2S  

解説

腐った卵のようなにおいのある物質で沸点は-60.4℃、融点は-82.9℃、化学式はH2S、分子量は34.08。代表的な悪臭物質のひとつ。

工業的には石油精製・石油化学工業、クラフトパルプ・セロファン・ビスコースレーヨン製造業等において発生する。また、畜産事業場・化製場・下水処理場・し尿処理場・ごみ処理場等において、排泄物などの分解、腐敗などに伴い発生して悪臭の原因となっている。

臭気を感知できる濃度(検知閾値濃度)は0.0005ppm、悪臭防止法により都道府県知事が規制基準として定めることのできる濃度範囲(『臭気強度』2.5-3.5)は0.02-0.2ppmである。

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