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エコポイント 環境用語

作成日 | 2008.04.30  更新日 | 2012.05.16

エコポイント

エコポイント   【英】Eco Point  

解説

政府による家電ネコポイントや住宅エコポイントは、地球温暖化対策の推進と経済の活性化と環境配慮製品等の普及促進を目的として、対象となるエコ家電製品の購入やエコ住宅の新築・リフォーム等に対して、様々な商品・サービスと交換可能な「エコポイント」を付与する制度のこと。社会的に大きな話題を集め、エコポイントという場合、これらの制度もしくは貯められたポイントそのものを指すことが多い。

エコポイントは、これまでにも一般名詞的に使われてきた。ここでは、政府の制度に限らず、消費者が購買時に選択する環境配慮行動に対して付与されるサービスまたは環境配慮行動促進のための仕組みをいう。ポイントの蓄積によって、一定のポイント数に応じて景品等と換えたり、商品購入や寄付に代えたりできるもので、ポイントを蓄積する行為を環境配慮行動に特化したポイント制度として整理できる。

古くは、例えばスーパーなどでレジ袋を断ったり飲食店でマイ箸や容器を持参したりするとポイントが加算され(スタンプ押印など)、一定量のポイント数がたまると割引券等として使えるサービスを提供する事例は各所で見られる。また、05年に愛知県で開催された「愛・地球博」で導入された「EXPOエコマネー」もエコポイントの一種と見なすこともある。

なお、環境省では08年度より家庭部門全般のCO2排出量削減を促すエコアクションポイント(EAP)事業に取り組んでいるが、この事業は環境省単独で推進するもので、冒頭の経済危機対策の一環として実施するエコポイント事業とは異なる。

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