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環境用語 ポリ臭化ビフェニル

作成日 | 2007.05.10  更新日 | 2009.10.14

ポリ臭化ビフェニル

ポリシュウカビフェニル   【英】Polybrominated Biphenyl  

解説

ポリ臭化ビフェニル(略称:PBB)は、ポリブロモビフェニルとも呼ばれる。PBBはビフェニル(化学式:C6H5-C6H5)の水素が臭素に置換した化合物の総称で、置換臭素の数や位置によって多数の異性体が存在する。PBBは、臭素系難燃剤の一つで、プラスチックに添加して用いられる。難燃剤として代表的なものがヘキサブロモビフェニル(6臭素化体)、オクタブロモビフェニル(8臭素化体)、デカブロモビフェニル(10臭素化体)である。

PBBはポリ塩化ビフェニルPCB)の塩素が臭素に置き換わった構造であるため、PCBと同様に脂溶性が高く生物蓄積性を有する。そのため、様々な野生生物やヒトの試料からPBBが検出されている。また、PBBはPCBと同様に環境ホルモンの一つと疑われているほか、PBBの熱分解試験ではポリ臭化ジベンゾフラン(臭素系ダイオキシン類の一つ)が検出されている。

PBBはEUのRoHS指令において規制対象となっているほか、POPs条約の追加候補物質にヘキサブロモビフェニルが挙がっている。

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