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マルポール73/78条約 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

マルポール73/78条約

マルポールナナジュウサンナナジュウハチジョウヤク   【英】International Convention for the Prevention of Pollution from Ships, 1973, as modified by the Prot  [略]MARPOL73/78  [同義]1973年の船舶による汚染の防止のための国際条約に関する1978年の議定書  マルポール条約 

解説

船舶の運航やその事故による海洋の汚染を防止するための条約で、正式には「1973年の船舶による汚染の防止のための国際条約に関する1978年の議定書」と呼ばれる。単に「マルポール条約」と呼称されることもある。

1978年2月に採択され1983年から国際的に発効。日本は1983年6月に加入した。

1973年に国際海事機関(IMO)で採択された「船舶による汚染防止のための国際条約(マルポール条約)」は、オイル、化学物質、梱包された有害物質、汚水や廃棄物などによる汚染を念頭に置いたものであったが、技術上の問題点等があり未発効のままであった。その間にもタンカーの事故による海域の汚染などが生じたことから、1978年のIMOのタンカーの安全と汚染防止に係る会議において、1973年の条約に統合する形で本条約が採択された。

油類、バラ積み有害液体物質、梱包されて輸送される有害物質、汚水及び廃物の全てが規制対象となっている。

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