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国際化学物質安全性計画 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

国際化学物質安全性計画

コクサイカガクブッシツアンゼンセイケイカク   【英】International programme on chemical safety  [略]IPCS  

解説

国連人間環境会議(1972年)の提言を受けて、世界保健機関(WHO)が化学物質の人の健康や環境(生態系)に及ぼす科学的リスク評価の実施と各国の化学物質管理能力の向上を目的として開始した活動。現在は、国連環境計画(UNEP)、国際労働機関(ILO)及び世界保健機関(WHO)の協力のもとで運営されている。

IPCSでは、(1)文献の収集、検討を通じて、化学物質が人の健康及び環境に及ぼす影響を評価し、環境保健クライテリア(EHCs)などとして公表する、(2)化学物質の安全性評価のための方法の確立及び改善を行う、(3)化学物質災害対策を推進するため国際協力を実施する、(4)(1)-(3)を行うための人材の養成、訓練を推進するなどの活動をしている。

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