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有機性汚泥 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

有機性汚泥

ユウキオデイ   【英】Organic Sludge  

解説

有機性汚泥は、活性汚泥法による処理後の汚泥、パルプ廃液から生ずる汚泥、動植物性原料を使用する各種製造業の廃水処理後に生ずる汚泥動植物性残渣)、ビルピット汚泥など有機物を含む汚泥である。

大別して、粒子状汚泥と溶解性汚泥の2つがあり、前者はメタン醗酵しやすく、粒子状有機物の凝集沈殿を促進させる。後者は、溶解性有機物を生物処理して肥料にするのに適している。

下水・製紙などの有機性汚泥は、濾過・脱水後、乾燥してスポンジ状のケーキにし、焼却する場合が多い。一般に、有機性汚泥は、脱水を十分に行えば、そのまま燃料として利用できる。脱水ケーキを油で揚げて燃料にする技術、脱水汚泥と廃プラスチック・古紙との混合燃料(RDF)も検討されている。

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