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アスベスト 環境用語

作成日 | 2012.05.16  更新日 | 2012.05.16

アスベスト

アスベスト   【英】asbest  

解説

石綿(アスベスト)は、蛇紋岩や角閃岩が繊維状に変形した鉱物で、耐熱性、耐薬品性などの特性に優れ、建設資材(断熱材や防火材)、電気製品、自動車、家庭用品などに広く使用されたが、空気中に飛散した繊維を長期間吸入すると肺がんや中皮種になることがわかり、2006年9月から、シール材など5製品を除き原則禁止。しかし、その後2011年度を目処に全廃することになった。

クリソタイル:蛇紋石系アスベストの一種で、その形状が、中空間の繊維状であり、柔軟で曲線を描くもの。白石綿ともいう。アスベスト需要のほとんどを占めていた。2004年10月に使用禁止。

クロシドライト:角閃岩系アスベストの一種。青石綿ともいう。最も毒性が強く、1995年から使用も製造も禁止された。

アモサイト:角閃岩系アスベストの一種。茶石綿ともいう。1995年から使用も製造も禁止された。

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