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イベント情報燃料アンモニア関連政策と実用化動向

燃料アンモニア関連政策と実用化動向

【カテゴリ】 エネルギー 再生可能エネルギー

【開催日】2021.04.12

【開催地】東京都


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【重点講義内容】
T.なぜ、アンモニア(NH3)か?

-CO2フリー燃料、水素キャリアとしてのNH3の可能性-
内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)
IoE社会のエネルギーシステム
(エネルギーマネジメント)
イノベーション戦略コーディネーター
塩沢 文朗(しおざわ ぶんろう) 氏
13:00〜14:10

2020年10月末に、菅内閣総理大臣によって「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」旨の宣言が行われ、それをきっかけとして、脱炭素社会を構築するための具体的な方策として、電化の推進と水素エネルギーの導入の重要性が急速にクローズアップされるようになった。
講演では、まず、その理由と水素エネルギーに期待される役割を説明する。さらに、水素エネルギーの導入手段として、アンモニア(NH3)に対する期待が高まっているが、日本において何故NH3が特に注目されているのか、そして、NH3のさらなる可能性について説明したい。

1.カーボンニュートラルの実現方策:電化と水素エネルギー
2.大量の水素エネルギー導入の方策
3.なぜ、アンモニア(NH3)か?
 -CO2フリー燃料、水素キャリアとしてのNH3の可能性-
4.質疑応答/名刺交換

U.我が国の燃料アンモニア導入・拡大に向けた取組について

経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 政策課 
石油・LNG企画官
渡邉 雅士(わたなべ まさし) 氏
14:20〜15:30

2020年10月に我が国は2050年にカーボンニュートラルを目指すことを宣言したことで、その実現に向けた方策の具体化が政府全体で進められる中、そして同時に次期エネルギー基本計画に向けた検討が総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会の場で進められる中、燃料アンモニアの利用拡大に向けた検討も加速化するべく、同月に「燃料アンモニア導入官民協議会」を設立した。同年12月の「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」に盛り込まれたことも踏まえ、同協議会の第3回会合(2021年2月)において「中間取りまとめ」を行ったところである。
本講演では、こうした燃料アンモニアにかかる政府の取組について概説する。

1.アンモニアの概要
2.アンモニアの現状と燃料アンモニアの導入・拡大における課題
3.2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略 -燃料アンモニア産業
4.燃料アンモニア導入官民協議会「中間取りまとめ」
5.質疑応答/名刺交換

V.クリーン燃料アンモニアによる低炭素社会の実現

(一社)クリーン燃料アンモニア協会 代表理事 
東京ガス(株) アドバイザー
村木 茂(むらき しげる) 氏
15:40〜16:50

大型の国際サプライチェーンが構築されているアンモニアは、水素キャリアとして最も現実的で早期に実現可能な選択肢であると同時に、発電、工業用、船舶用市場で直接燃焼利用が可能でCO2を発生しないという特長を有している。近年は日本が世界に先駆けてアンモニアの直接燃焼技術の開発を進めており、その多くが実証から実装の段階まで到達している。
こうしたことから、昨年12月に公表された政府のカーボンニュートラル実現に向けたグリーン成長戦略では、燃料アンモニアが重点分野の一つに位置づけられている。講演では、燃料アンモニアの実用化に向けた動向を紹介する。

1.燃料アンモニアに関するこれまでの動き
2.水素キャリアとしてのアンモニアの特長
3.アンモニア直接利用関連技術開発
4.燃料アンモニアの実装プランとロードマップ
5.クリーン燃料アンモニア協会の概要
6.質疑応答/名刺交換

【登録日】2021.03.04

登録者情報

【登録日】 2021.03.04

【登録者】新社会システム総合研究所

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