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環境ニュース[海外]

自然環境保全、景観管理を所管する新組織の名前は「ナチュラル・イングランド」に

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2005.04.11 【情報源】イギリス/2005.03.23 発表

 イングランドの野生生物や景観を保全・強化し、そのメリットを人々が享受し、利益を得ていくことを目指して、新たな組織の創設が進められているが、ベケット大臣は、3月23日、作業の進捗状況について発表した。
 新たな組織の名前は「ナチュラル・イングランド」となり、「人、地域、自然のために」をスローガンに取り組んでいく。新しい組織は、イングリッシュ・ネーチャー、田園地域庁の一部及び環境・食糧・地方省地域開発サービス局の大部分を統合するものであり、議会の承認を経て2007年1月に正式に発足する。設立を規定している「自然環境と地方コミュニティに関する法案」は、2月10日に予備審査が行われており、議会のスケジュールの調整がつき次第、議会に提出される予定である。
 これは、2004年7月に発表された政府の地方戦略の公約を守るもので、同時に、2004年12月に打ち出された、環境・食糧・地方省5ヵ年戦略の優先課題をさらに発展させたものである。
 イングリッシュ・ネーチャーのドーティ会長は、自然環境管理に携わる様々なサービスを一つの屋根の下にまとめることは意義のあることだとして、3つの組織が一つになることで、発言力も強まると期待を述べた。
 なお、法案が成立するまでの間、3つの組織は、同盟体制をとる。【イギリス環境・食糧・地方事業省】


新組織と地方開発プログラムの近代化に関する詳細:
http://www.defra.gov.uk/rural/ruraldelivery/

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