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環境ニュース[国内]

海面水位、依然過去100年で最高の高さ 気象庁が浸水被害への注意呼びかけ

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.07.01 【情報源】気象庁/2005.07.01 発表

 日本沿岸の海面水位が過去100年間で最も高くなっている状態が続いているため、気象庁は2005年7月1日、「1年のうちで潮位が最も高くなる7月から11月にかけての新月・満月前後の満潮時には、特に浸水被害などに対する注意が必要」との発表を04年に続き行った。
 海面水位は約20年周期で変動を繰り返しているが、1980年代半ばからは上昇傾向が続き、現在この100年間で海面水位が最も高い状況。
 04年からはこれに加え、黒潮の大蛇行の影響とみられる水位上昇が紀伊半島東部から関東地方の沿岸にかけて観測されている上に、通常でも冬や春より20〜30センチ水位が上昇する7〜11月にかけての季節的変動、台風や低気圧などの影響の可能性など、海面水位が上昇する可能性を持つ要因が揃っている状態。
 なお海面水位の上昇には地球温暖化や海流の変動などの要因が関与しているとみられているが、それぞれの要因が水位上昇にどの程度寄与しているかについてはまだ解明されていない。気象庁では地球温暖化に起因する長期的な海面水位の変動を正確に見積もるため、04年から全国13か所の検潮所に精密型水位計を整備し、従来より高い精度で海面水位観測を行っている。【気象庁】

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