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環境ニュース[海外]

環境データ2005を発表

環境行政 行政資料】 【掲載日】2005.10.03 【情報源】ドイツ/2005.09.12 発表

 ドイツ連邦環境庁は、9月12日、報告書「環境データ2005」(350ページ)の完成を発表した。これは、連邦政府による環境状況の公開の義務を果たすもので、大気保全、河川保護、廃棄物地球温暖化など全ての環境保護分野について、最新の情報を提供する。
 主な内容は、次のとおり。
エコロジー税制改革により、約25万人分の雇用が創出され、CO2排出量が2000万トン削減された。京都議定書目標は、ほぼ達成に近づいている。電力需要における再生可能エネルギーの割合は、1990年以降174%上昇、総エネルギー需要においては300%上昇。
●2003年はCO2排出量の約20%が運輸部門からのもので、うち95%が道路交通によるもの。1990年と比較して、運輸部門からの温室効果ガス排出量は6,4%上昇した。2000年以降は、環境税の影響により少し減少した。
廃棄物処理分野では、リサイクルの推進により、温室効果ガスの排出量が減少した。
●連邦政府の持続可能な発展戦略では、新規の土地利用を2020年までに1日あたり30ヘクタールすることを目標にしているが、2003年の実績は93ヘクタールであった。
【ドイツ連邦環境省】

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