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環境ニュース[海外]

EPA ペルフルオロオクタン酸の自主的な削減に 全ての企業が参加へ

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.03.20 【情報源】アメリカ/2006.03.02 発表

 EPAは、環境中のペルフルオロオクタン酸(PFOA)の劇的な削減を目指す世界的管理プログラムについて、100%の参加と約束を得られたと公表した。
 EPAの主導により、8つの企業(アルケマ、アサヒ、チバ、クラリアント、ダイキン、デュポン、3M/ダイネオン、ソルベイ・ソレクシス)が、PFOAの排出量および製品中の含有量を2010年までに2000年レベルから95%削減し、その後5年間、遅くとも2015年までに、PFOAの曝露源を排除するための取り組みを実施することに合意した。これらの企業は、この約束を国内だけでなく、世界的に実施するよう求められている。
 PFOAは、焦げつき防止やさび付き防止の表面加工および製品製造において用いられる。また、カーペットや紙、布の耐水性、耐汚性、耐油性加工に用いられるフルオロテロマーが分解した場合に発生する。PFOAは難分解性であり、野生生物やヒトの体内から低レベルで検出され、動物実験では懸念される影響が示されている。
 ただし、製造過程でPFOAが使用されているとしても、こうした製品の使用により、PFOAに曝露するというわけではない。EPAは、消費者が調理器具、衣服、その他の製品の使用を中止する必要はないと考えている。
 参加企業は、2006年10月31日までに、2000年におけるPFOAの排出量および製品中の含有量を報告することが求められている。進捗状況に関する年間報告書は、毎翌年の10月が提出期限となる。参加企業は、EPAおよび他の参加企業と協力して、これらの化学物質の分析基準および実験方法を開発し、それに合意しなければならない。
 なお、EPAは、この管理プログラムの成果を監視するのに資するよう、有害物質排出目録(TRI)に、PFOAおよび関連物質を追加する取り組みを開始する予定である。【EPA】

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