一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

ダイオキシン類と有害大気汚染物質の監視情報をマップで表示 新サイト開設

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2006.04.03 【情報源】環境省/2006.03.30 発表

 環境省は(1)ダイオキシン類の環境汚染状況をインターネットで地図上に表示する「ダイオキシン類環境測定結果GIS公開システム(ダイオキシンマップ)」と(2)大気汚染防止上の優先取組物質(注1)のモニタリング状況を同じくインターネットで地図上に表示する「有害大気汚染物質モニタリング調査結果GIS公開システム(有害大気汚染物質マップ)」を新たに開設した。
 このうち(1)は全国で実施している、大気、公共用水域水質・底質地下水質・土壌のダイオキシン類汚染状況の15年度常時監視結果について、各測定地点の測定ごとの結果、各結果の異性体ごとの濃度を地図上に表示可能としたもの。
地方公共団体ごとに調査媒体を選定して、測定結果を検索表示するなどの機能も持っており、今後データの追加や機能の拡充も予定されている。
 また(2)は、地方公共団体が実施した有害大気汚染物質の大気環境モニタリング調査結果を環境省の調査結果と併せ、毎年度まとめている、有害大気汚染物質測定調査結果のうち、13〜16年度データをインターネット上の地図から閲覧可能にしたもの。
 各測定地点の測定ごとの結果、月ごとの測定結果、気象状況について表示可能であるほか、対象物質を選定して、地方公共団体ごとの測定地点を検索したり、個別の測定地点ごとに測定結果の条件検索を行うこともできる。また18年度以降や12年度以前のデータの追加、機能拡充が予定されている。

(注1)平成8年10月に中央環境審議会がまとめた「今後の有害大気汚染物質対策のあり方について(第2次答申)」の中で有害大気汚染物質としてリストアップされた234物質のうち、人の健康に関するリスクがある程度高いとして選定された22物質。なお有害大気汚染物質測定調査では22物質のうち、測定法が確立している計19物質を対象に実施されている。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク