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環境ニュース[海外]

中国 電子ガラス工業で鉛塵汚染を厳しく規制

環境行政 環境基準】 【掲載日】2007.03.12 【情報源】中国/2006.05.30 発表

 国家環境保護総局科学技術標準司は先日、北京で「電子ガラス工業汚染物排出基準」専門家審議会を組織・開催した。同会議には国家環境保護総局環境評価司、中国環境保護産業協会、石家荘市環境保護局、深セン市環境保護モニタリングステーション、河南省環境保護科学研究院などの専門家が出席し、同基準を審議・可決した。
 電子ガラスとは、主にカラー・白黒ブラウン管と投影管に用いるガラス部品を指す。電子ガラス工業はの塵を排出するため、大気環境に与える影響が大きい。「電子ガラス工業汚染物排出基準」の制定により、電子ガラス工業汚染物排出規制、産業構造調整促進、技術進歩に大きな役割を発揮する。同基準は電子ガラス工業の大気汚染物排出を4類に分けて規制する。第1に原料集塵設備。第2に、きりガラス、管ガラス溶炉および含粉砕ガラス溶炉。第3にガラス溶鉱炉。第4に低融点ガラス原料、溶炉、ボール磨および包装。異なった施設に対し、それぞれ排出制限値を定める。その他、同基準は水汚染物排出制限値と関連する規範的条項を規定している。また同基準制定は、国家環境保護総局環境標準研究所と中国珪酸塩学会電子ガラス分会の共同でなされた。【中国環境報】

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