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環境ニュース[海外]

中国 142件の基準制定改定作業が今年始まる

環境行政 環境基準】 【掲載日】2007.05.25 【情報源】中国/2006.09.20 発表

 国家環境保護基準の制定改定作業の管理強化のため、国家環保総局は『国家環境保護基準制定改定作業管理弁法』を8月23日に施行し、また古い『国家環境保護局国家環境基準制(改)定管理弁法』を同時に廃止した。
 第11次五ヵ年計画期間(2006−2010)、基準管理作業の任務は、主に次の3分野で重点的に実施する。第一に、現在300件以上の基準計画により制定改定作業を行っているが、2006年にはさらに142件の基準制定改定作業が始まった。しかも第11次五ヵ年計画期間では毎年少なくとも100件以上もの基準制定改定作業に着手する。基準制定改定作業の周期は一般に2〜3年で、このように基準作業が増えてくれば、2007年から同時に500件前後もの基準の改定作業も実施しなければならない。第二に、環保総局の要求に従い、2006年には100件以上の基準作業を完成させる。第三に、第11次五ヵ年計画期間に120件以上の重要環境保護技術法規(環境質基準と汚染物排出基準)制定作業を完成させる。現在、環境保護基準の作業は、目標より大幅に遅れている。中でも最も主要な問題は、基準の作成・管理作業が不透明であり、規範化されておらず、随意性が高く、質保障メカニズムも未整備で、作業手順が周到さに欠けており、管理技術支援体制が整っていないなどである。今回の管理弁法の施行により、国家環境保護基準制定改定作業の規範化が図られ、作業の質と進度を保証し、環境保護基準作業中の作業周期が不確定、作業責任が不明確、手順と要求が不明確といった問題を解決できる。【中国国家環境保護総局】

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