安倍首相、海洋基本法にもとづく「総合海洋政策本部会合」の初会合を開催

　２００７年７月３１日、安倍首相は首相臣官邸内で「総合海洋政策本部」の初会合を開催した。
　「総合海洋政策本部」は０７年７月２０日に施行された「海洋基本法（注１）」にもとづき、内閣に設置された首相を本部長とする組織。海洋に関する施策を総合的・計画的に推進するために、今後、中長期的な「海洋基本計画」案の作成・実施の推進を行う予定。【首相官邸】

（注１）海洋基本法は、日本の海洋政策の基本理念、国、自治体、事業者、国民の責務、海洋に関する施策の基本事項を定めた法律。「海洋の開発・利用と海洋環境保全との調和」、「海洋の安全確保」、「海洋に関する科学的知見の充実」、「海洋産業の健全な発展」、「海洋の総合的管理」、「海洋に関する国際的協調」の６点を基本理念として規定したほか、「総合海洋政策本部」を内閣に設置することなどを定めている。