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環境ニュース[海外]

欧州市民の関心の中心は環境〜ユーロバロメーター調査結果を公表

環境行政 行政資料】 【掲載日】2008.03.21 【情報源】EU/2008.03.13 発表

 3月13日に公表されたユーロバロメーター調査の結果によると、欧州市民の3分の2が、環境に関する政策決定はEUレベルで行われることが好ましいとしている。
 また、この報告では、日々の生活における環境に対する自らの役割について、市民の認識が向上してきていることが明らかになった。95%以上の欧州市民は環境保護が重要と感じており、約80%は環境が生活の質に影響を及ぼすと感じ、環境保護のための役割を負っていると考えている。
 ただし、60%の人が環境にやさしい製品を購入したいとしているのに対して、実際に前月購入したという人は17%に過ぎなかった。52%の人は、製品が環境適合的かどうかはラベルにより判断するという。
 関心のある環境問題の最上位は気候変動で、以下、大気・水質汚染、人為的災害、日用品に使われている化学物質、遺伝子組換作物が続いている。
 さらに、環境保護が経済発展や革新への意欲の足かせになるかという質問については、63%が否定(肯定が16%)した。また、64%が経済的競争力よりも環境保護を優先すべきとしている(逆は18%)。【欧州委員会環境総局】

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