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環境ニュース[国内]

神栖市の地下水監視調査 新たに1か所のモニタリング孔でジフェニルアルシン酸検出

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2008.08.08 【情報源】環境省/2008.08.07 発表

 環境省は、茨城県神栖市の井戸水から高濃度の有機ヒ素化合物・ジフェニルアルシン酸が検出された問題により、環境省、茨城県、神栖市がA・B2つの汚染井戸周辺外縁で実施している地下水監視調査で、B井戸周辺地区西側部分のモニタリング孔「M41」から、ジフェニルアルシン酸が検出されたことについて、平成20年3月27日に公表、この結果を踏まえ、新たに設定した飲用自粛範囲に平成20年6月から7月にかけて設置した2か所のモニタリング孔(M45、M46)の調査を実施したところ、1か所(M46)から0.003〜0.031 mg/リットルのジフェニルアルシン酸を検出検出したもの。
 なお、今後の対応は、「茨城県神栖町における地下水汚染範囲のモニタリング及び飲用井戸水の安全確保について」に基づき、ジフェニルアルシン酸が検出されたモニタリング孔から概ね200〜600メートル圏内の全ての飲用井戸の調査及び飲用等の自粛指導等を実施するとともに、専門家の意見も踏まえ、汚染範囲の特定と新たなモニタリング孔の設置により継続的に監視を行うとしている。
 ジフェニルアルシン酸は戦後製造されていない化学物質で、神栖市には第二次世界大戦中に旧日本軍関係施設が設置されていたことがあるため、当初、これらの施設との関連で汚染がおこったと推測されていた。
 ただしその後の調査で、汚染井戸周辺の地中に高濃度ヒ素を含むコンクリート様の塊が発見され、この塊の中に「平成5年6月」と記された空き缶が含まれていたことなどから、「5年以降にジフェニルアルシン酸そのものがコンクリートのようなものに混ぜられて投入された可能性が高い」という汚染原因推定結果が、平成17年6月開催の「国内における毒ガス弾等に関する総合調査検討会」で報告されている。【環境省】

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