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環境ニュース[国内]

平成20年度フロン類破壊量、約4,161トンに増加

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2009.07.13 【情報源】環境省/2009.07.10 発表

 環境省と経済産業省は「フロン回収破壊法」に基づき、フロン類破壊業者から報告された平成20年度のフロン類破壊量をとりまとめ、公表した。
 平成20年度のフロン類破壊量の総計は約4,161トンで、前年度の破壊量約3,611トンと比べると約15%増加した。
 フロン類の種類別に見ると、CFC(クロロフルオロカーボン)が約376トン、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)が約2,439トン、HFC(ハイドロフルオロカーボン)が約1,346トンで、モントリオール議定書に基づき平成8年以降生産が全廃されているCFCの破壊量が減少している一方、HCFC及びHFCの破壊量は前年度より増加している。
 また、フロン類破壊業者に引き取られたフロン類を、フロン回収破壊法の製品の区分け別に見ると、第一種特定製品となっている業務用冷凍空調機器から回収されたものは、前年度より約17%増加した約3,309トン、第二種特定製品のカーエアコン(注1)から回収されたものは同約5%増の約835トンなっていた。

(注1)カーエアコンからのフロン回収は、平成17年から「自動車リサイクル法」の枠組みの中での実施に移行しているが、破壊はフロン回収・破壊法にもとづくフロン類破壊業者によって行われている。今回の発表統計は、フロン類破壊業者が主務大臣に報告した内容を整理したもの。

【環境省】【経済産業省】

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