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環境ニュース[海外]

アメリカ 大型船舶の大気汚染対策を強化

大気環境 交通問題】 【掲載日】2009.07.13 【情報源】アメリカ/2009.07.01 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、7月1日、タンカーや貨物船などの大型船舶について、大気汚染対策を強化することを提案した。米国船籍の大型船舶を対象に、大気浄化法に基づく規則で、エンジン及び燃料に関する厳格な基準を設定し、国際的な基準に適合させることを目指す。
 新しい規則により、新規の大型船舶用エンジンのNOx排出基準を、マルポール条約第VI附属書の改正で設けられたNOx排出上限値に適合させる2段階の基準が追加される。短期的な基準は2011年から、長期的な基準は2016年から適用される予定。
 また、大型船舶に関する既存のディーゼル燃料プログラムも強化。アメリカは、カナダとともに、両国沿岸に排出規制海域(ECA:船舶から排出される汚染物質について上乗せ規制が認められる水域)を設定することを国際海事機関(IMO)に提案しているが、ECA内及び米国内水域で使用する目的で、硫黄濃度1000ppmを超える燃料を生産・販売することを禁止する。
 今後、港湾での交通量の増加により、大型船舶による大気汚染は急速に悪化すると見込まれているが、国内外の対策が完全に実施されれば、大型船舶用ディーゼルエンジンからのNOx排出量を現状から80%、粒子状物質排出量を85%削減できるという。【EPA】

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