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環境ニュース[海外]

アメリカ 水質浄化法の執行を強化する計画を発表

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2009.10.26 【情報源】アメリカ/2009.10.15 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、水質浄化法の執行を強化する計画を公表した。
 この「水質浄化行動執行計画」は、動物の飼育施設や、下水のオーバーフロー、工業施設や建設現場からの汚水、市街地からの流出水といった拡散型の汚染源による水質汚濁問題などについて、EPAが対処を強化する方法を示すもの。順守や執行に関するプログラムの改善を図る最初のステップとなる。
 計画の目標としては、最も深刻な汚染問題に的を絞ること、市民が地域の水質に関するデータを入手しやすくし、透明性や説明責任を改善すること、連邦や州での執行を強化することが掲げられている。また、主な内容としては、深刻な違反や汚染源にターゲットを当てて、執行を行う総合的なアプローチを開発すること、州と協力して全国で一貫して法令の順守、水質の尊重が図られるようにすること、さらに、情報技術によって効果的な方法で情報を収集・分析・活用し、市民が利用しやすいようにすることが盛り込まれている。
 計画の策定は、多くの地域で、水質が非常に悪かったデータを踏まえて、昨年7月にジャクソン長官が指示していた。【EPA】

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