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環境ニュース[海外]

一般廃棄物焼却場のダイオキシン排出状況改善

健康・化学物質 ダイオキシン】 【掲載日】2002.02.08 【情報源】フランス/2002.01.30 発表

 フランス環境国土整備省と各知事は、一般廃棄物焼却場が1991年1月25日の省令措置(訳注:ダイオキシン等の排出規制値を定める)を遵守するよう、積極的に働きかけてきた。この省令は、処理能力6トン/時間以上の施設については1996年12月1日までに、それ以下の小規模施設については2000年12月1日までに、基準を満たすよう求める。
 このうち、処理能力6トン/時間以上の施設については、1996年末には70カ所のうち30カ所のみが基準に適合していたのに対し、2000年末には、77カ所のうち、70カ所までが適合した。
 一方、小規模施設については、当初188施設あったのが、1998年から2002年初めまでに104カ所が閉鎖された。現在、適合施設は39カ所で、4カ所は2002年の3月までに適合工事が行われる。なお、基準を満たさず操業している施設が41カ所ある。
 適合施設、適合工事中施設及び非適合施設について、それぞれリストが公表されている。規則を尊重しない施設は、操業停止に向け厳しい追求を受ける。【フランス環境・国土整備省】

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