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環境ニュース[国内]

業務用冷凍空調機器からの平成20年度フロン回収量等 公表

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2009.12.24 【情報源】環境省/2009.12.22 発表

 環境省と経済産業省は平成21年12月22日、フロン回収破壊法に基づき業務用冷凍空調機器から平成20年度に回収されたフロン類の量を公表した。
 フロン回収破壊法に基づく業務用冷凍空調機器からのフロン回収は14年4月から実施されている。
 今回の発表は、フロン類回収業者が都道府県知事に報告した内容を環境省と経済産業省が集計したもの。
 20年度に業務用冷凍空調機器から回収されたフロン類は約3,773トン(約124万台)で、その内訳は、機器の廃棄時等においては約2,276トン(約99万台)、整備時においては約1,497トン(約25万台)であった。
 19年度と比較すると、回収台数は約20万台、回収されたフロン類の量は約605トン増加した。
 このうち、廃棄時等回収について、回収台数は前年度と比べて増加(約9万台、約10%増)しており、回収量は前年度と比べてほぼ横ばいであった。このことについて同省では、ビル解体等大口の廃棄案件が引き続き減少していること、景気後退による影響を受け、都道府県によって差はあるものの、大型施設等の設備更新が控えられたこと等により、廃棄された業務用冷凍空調機器に含まれると見込まれるフロン類の量(廃棄時残存冷媒量)が一台当たりでは相対的に少なかったこと等の見解を示している。
 また、整備時回収量は平成20年度フロン類回収総量の約4割を占める規模となっており、整備時回収を改正フロン回収・破壊法により報告対象に加えた効果は大きいとして、同省では引き続き経済産業省、都道府県等と連携して、改正フロン回収・破壊法の周知徹底と施行強化に取り組むしている。【環境省】

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