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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁(EPA)、農薬放出に許可を必要とする措置を提案

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2010.06.10 【情報源】アメリカ/2010.06.02 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、農薬の放出には許可が必要とする措置を提案している。この措置は、アメリカ国内の水域に放出される農薬の量を減らし、人の健康と環境を守ることにつながる。2009年4月9日に裁判所で出された、アメリカの水域へ放出される農薬は汚染物質であり、したがってそのための許可が必要であるとした判決に対応したもの。
 提案の内容は、各州との協力により策定され、現在、意見募集のため公開されている。対象としているのは、1)蚊などの飛ぶ昆虫、2)水草や藻、3)不快な水生動物、4)林冠の害虫、の防除であり、農作物や林床に対する陸上の防除は対象としない。すべての農薬使用者に対し、最少有効量のみ使用することによる農薬放出量の低減、漏出や流出の防止、有害な事態につき監視・報告等を義務付ける内容で、年間限度量を超える農薬使用者に対しては、病害虫の総合防除等の追加的対策が許可に組み込まれている。EPAはこの措置が、害虫防除のための農薬の使用と、人の健康と水質の保護とのバランスをとるものとし、今後、市民との会合や公聴会、インターネット放送で、この内容や根拠を説明し質問に答えていく。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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