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環境ニュース[海外]

SEED賞への応募受付開始

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2010.08.02 【情報源】国連/2010.07.20 発表

 2010年SEED賞の募集が、2010年7月19日から始まっている。この賞は、有望な社会・環境事業の芽を発掘し育成する目的で設けられたもので、世界の新興国や途上国の、持続可能な発展に役立つ事業起業家が応募できる。今年は特に、主催者の国連環境計画(UNEP)が展開しているグリーン経済プロジェクトの一環として、アフリカ7か国(ブルキナファソ、エジプト、ガーナ、ケニヤ、ルワンダ、セネガル、南アフリカ)が重点国となっており、賞の枠は最大35、うち南アフリカで10、南アフリカ以外の重点国で20、その他で5となっている。受賞者は、SEEDの国際ネットワークと提携し、助言や分析等の支援を受けることができる。コンテストを運営するSEEDイニシャティブは、起業家の事業スケールアップを支援することにより、資源と生態系の持続可能な利用を促しつつ、地域経済の振興と貧困軽減を目指している。今年で5年目となるSEED賞への注目度も年々増しており、2009年には97カ国から1000件を超える申請があった。2010年の募集締め切りは8月16日。
 SEEDは、国連開発計画(UNDP)、国連環境計画(UNEP)、国際自然保護連合(IUCN)により、2002年、ヨハネスブルグでの持続可能な開発に関する世界首脳会議で創設された。【UNEP】

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