一般財団法人環境イノベーション情報機構
国指定南鳥島鳥獣保護区など5個所の指定計画書案まとまる 意見募集も開始
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2010.08.17 【情報源】環境省/2010.08.09 発表
環境省は、国指定の鳥獣保護区および特別保護地区、特別保護指定区域の指定に関して、指定計画書(案)を取りまとめ、平成22年9月8日(必着)までの間、意見募集を行うと発表した。意見募集の対象となる計画書案は、[1]国指定祗苗島鳥獣保護区及び同祗苗島特別保護地区の指定、[2]国指定大野原島鳥獣保護区及び同大野原島特別保護地区の指定、[3]国指定冠島・沓島鳥獣保護区及び同冠島・沓島特別保護地区の指定、[4]国指定枇榔島鳥獣保護区及び同枇榔島特別保護地区の指定、[5]国指定与那国鳥獣保護区及び同与那国特別保護地区の指定−−に関するもの。
鳥獣保護法(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律)では、環境大臣は、国際的または全国的な鳥獣の保護のために重要と認める区域を鳥獣保護区に、また、その鳥獣保護区内で、鳥獣の保護又は鳥獣の生息地の保護を図るため特に必要があると認める区域を特別保護地区及び特別保護指定区域として国が指定することができるとされている。
これまでに、全国で73箇所の国指定鳥獣保護区が設定され、そのうち62箇所に国指定特別保護地区が、2カ所に国指定特別保護指定区域が指定されている。
意見は、郵送、FAX、電子メールで受け付けている。意見提出方法の詳細はプレスリリース添付の募集要項を参照のこと。【環境省】