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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、旧GMにPCB汚染物質の除去を命令

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2010.09.08 【情報源】アメリカ/2010.08.26 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、MLC(モータース清算会社、旧ゼネラル・モータース=GM)に対し、ニューヨーク州マシーナの工場敷地内から、PCB(ポリ塩化ビニフェル)に汚染された設備資材と汚染土壌の除去を命じた、と明らかにした。今回の命令は、工場設備や配管、地下道、建物下の土壌等から見つかっているPCBの健康及び環境への深刻な被害を食い止めるためのもの。
 GMは、1959年から2009年5月まで、マシーナにおいてアルミニウム・ダイカスト工場を操業。工場では1980年まで、PCBを含む油圧油を使用しており、その間、PCBを含む汚染汚泥を現地の処分場および埋立地へ廃棄していたという。84年に、EPAによる計画の下、除去を実施したものの、稼働中の建物本体には対応できずにいた。270エーカーの工場敷地の周辺には、6万人を越える住民がおり、工場解体の際は、連邦及び州法・規則に応じた、追加サンプリング、建築物及び施設の汚染除去、PCB汚染土壌の除去等が義務付けられる。
 また、寄贈または競売で売却した工場設備およびオフィス家具の中に、PCBに汚染されたものがあることがわかり、GM(MLC)はこれを無償で回収することを決め、ホットラインも設置した。EPAもこうした物品を受け取ったものに返品を呼びかけている。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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