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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、飲用水中の六価クロムにつき、最新のモニタリング手引きを地域水道事業者向けに公表

健康・化学物質 公害予防/被害】 【掲載日】2011.01.27 【情報源】アメリカ/2011.01.11 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は飲用水中の六価クロムについて、含有量のモニタリングやサンプリング方法を改良する方法を示す手引きを水道事業者向けに公表した。これは、六価クロムを長期的に摂取した場合に健康上の問題が生じうるとの科学的証拠が示されたことへの対応である。手引きには、サンプルの採取方法や回数などと併せて、試験室での分析方法も示している。このモニタリング方法を採用すれば、消費者に対して飲料水中の六価クロムの有無について適切な情報を提供することができるほか、現行の水処理方法が飲用水中の六価クロム濃度にどの程度影響するのかなども評価できるという。EPAの現行水質基準は全クロムに対するものであり、それに占める六価クロムの割合を示すことは求めていない。最近のデータによれば公共水道で基準を超過しているものはないが、科学は日々進歩しているため、EPAは定期的に飲用水基準を見直し、健康影響に関して総合的なレビューを実施している。パブリックコメントを考慮して2011年に人の健康影響に関する評価がまとまれば、EPAは関連情報とともにその結論を慎重に評価し、新基準の必要性などを決定するとしている。【アメリカ環境保護庁】

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