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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、建設現場からの雨水排水許可制度へのパブリックコメント募集を開始

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2011.04.28 【情報源】アメリカ/2011.04.15 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、河川等の水質を改善するため、雨水等表流水の建設現場からの排出を規制する許可制度案について、パブリックコメントの募集を開始する。建設現場から排出される雨水には堆積物や汚染物質が含まれていることがあり、これは水界生態系の損傷、浄水処理費用の増大、釣りや水泳その他のレクリエーション活動のための水域の汚染といった問題を起こす。新たな建設一般許可制度案では、緊急用建設物の適格性や土壌安定化、汚染防止等についての許可要件を新設するなど、脆弱な水域を保護するための改正がおこなわれる。新要件の多くは2010年2月に発効した建設業向けの新排水規制指針と新水源利用基準に基づくもので、土壌侵食や堆積物の規制と汚染防止措置を組み合わせ、すべての建設現場に適用される。EPAは、パブリックコメントを経て2012年1月31日までに新制度に基づく許可証を発行する予定で、それに伴い、2011年6月で失効する現行の許可証の期限を新制度発足まで延長することを計画しているという。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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