アメリカエネルギー省の中小企業会議が開幕

【エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2011.05.24 【情報源】アメリカ／2011.05.10 発表

　アメリカエネルギー省（DOE）の第12回中小企業年次会議および見本市が2011年5月10日、ミズーリ州カンザスシティで開幕した。DOEは、連邦政府内でも最大の民間委託を行っている。この会議は、全国の中小企業が、連邦政府の調達（助成金交付や募集中の委託契約、下請の選択権など）に参加しやすくなるよう、情報提供を目的として開催されたもので、3日間の開催期間中、1600を超す参加者が見込まれている。会議では、中小企業やマイノリティ経営企業等の活用推進部局を通じ、政府の契約プロセスへの参加を希望する中小企業のトップと今後の資金提供の機会について話し合う。また、調達や中小企業に関する専門家が個別に仲介やワークショップを行い、契約の機会を特定しDOEとの最も効果的な作業方法について理解を深められるよう、中小企業のオーナーを指導する。なお、会議初日には、2010年度中小企業賞の16部門の受賞者が表彰された。中小企業は雇用創出や、将来の競争に必要なイノベーションの促進に貢献し、クリーンエネルギー経済の根幹をなすものとDOEは期待を寄せている。【アメリカエネルギー省（DOE）】