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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、洪水による健康・環境被害に備えルイジアナ州と対策

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2011.06.03 【情報源】アメリカ/2011.05.20 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)とルイジアナ州は、ミシシッピ川の洪水で環境に放出される可能性のある有害物質の除去に備える取り組みを続けている。EPAは洪水によって汚染物質が広がった場合の健康や環境への被害に関する評価を積極的に行っており、テキサス州やルイジアナ州などの地域対応調整センターやFEMA(連邦危機管理庁)事故管理先行チームに人員を派遣するなど、さまざまな組織と調整し連携を図っている。
 ルイジアナ州環境質局および保健病院局は、EPAとともに、汚水処理施設や浄水場に関連した問題に取り組んでいる。同州農林局は、除草剤殺虫剤など農薬の備蓄や保管品への対策を行い、天然資源局と石油流出事故調整官事務所ではタンクの中身を水に替え、設備を固定する作業に取り組んでいる。EPAでは洪水地域の汚水処理施設や浄水場、規制施設の確認を行っており、こうした情報は潜在的危険性や危険地域の特定に役立てられる。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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