一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

欧州委員会、バイオ燃料の持続可能性を証明する認証制度を承認

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2011.08.02 【情報源】EU/2011.07.19 発表

 欧州委員会は、化石燃料の代替となりうるバイオ燃料について、熱帯雨林や泥炭地をパーム油やサトウキビのプランテーションに転用したものではなく、さらに化石燃料と比較して温室効果ガス排出量が大幅に少ないことを保証することを目的に、7つの自主的な認証制度を承認した。承認された認証制度は、「ISCC」、「Bonsucro EU」、「RTRS EU RED」、「RSB EU RED」、「2BSvs」、「RSBA」、「Greenergy」。欧州委員会は、再生可能エネルギー指令に定められた持続可能要件に基づき認証制度を審査し、それが十分に要件を満たしていることが証明できた場合、これらの認証制度を5年間、承認することになっている。承認された認証システムは、基準を満たしているバイオ燃料に対し、認証を授与することが可能となる。今回承認された認証システムは、全加盟国において直接有効となる。
 欧州連合域内で生産、または域外からの輸入に関わらず、欧州連合域内で使用されるバイオ燃料が、国家による助成を受けたり、再生可能エネルギーに関する目標値に加算されるためには、一定の持続可能性要件を満たすことが求められている。この要件によって、豊富な生物多様性を持つ土地や高い炭素貯蓄機能を持つ土地がバイオ燃料の原料の栽培に転用されることが回避される。つまり、以前、熱帯雨林や特殊な生態系機能を持つ自然地帯だった場所で栽培された原料を用いたバイオ燃料は持続可能な燃料としては認められず、さらにバイオ燃料の全生産過程で排出される温室効果ガスは、化石燃料よりも少なくとも35%低いことが求められる。この数値(35%)は、段階的に高められる。バイオ燃料生産企業には、この持続可能性要件を遵守していることを、国内制度、または今回欧州委員会が承認した自主制度によって証明することが求められる。【欧州委員会環境総局】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース