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環境ニュース[国内]

環境省 産業廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果を公表

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2011.09.15 【情報源】環境省/2011.09.15 発表

 環境省は、東北、関東地方等の関係16都県に対し要請したいた産業廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度の測定結果を公表した。
 公表によると、結果を得た110施設中104施設で測定結果が8,000Bq/kgを下回り、全体の約3分の2は1,000Bq/kg以下、全体の約3分の1は100Bq/kg以下であった。
 8,000〜10万Bq/kgの5施設の測定結果は、いずれも1〜3万Bq/kgの間であった。また、10万Bq/kgを超えた1施設の測定結果は、144,200Bq/kgであった。
 木くず(生木等)・汚泥、その他屋外で保管されていたもの等、屋外にあったものを処理している施設で高い測定値を示す傾向が見られた。
 環境省では、今後放射性セシウムが検出された焼却灰については、環境省の8月31日付け処分方針及び9月1日付け事務連絡にしたがい適切に処分するよう16都県に通知すると共に、放射性セシウムが一定レベル(8,000Bq/kgの概ね8割程度)以上検出された焼却施設等では、引き続きその実態を把握するよう要請するとしている。
 また、環境省においても、今回の先行調査において焼却灰から8,000Bq/kgを超える放射性セシウムが検出された施設の追跡調査を実施するとともに、他の類似施設の焼却灰についても調査するとしてる。【環境省】

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