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環境ニュース[国内]

アスベスト被害救済制度に基づく指定疾病の認定のための医学的判定を実施

健康・化学物質 公害予防/被害】 【掲載日】2011.10.03 【情報源】環境省/2011.09.29 発表

 環境省は、アスベスト救済法(石綿による健康被害の救済に関する法律)に基づいて(独)環境再生保全機構に申し出のあった、医療費等の申請113件(注1)、特別遺族弔慰金等の請求30件(注2)に対して、認定疾病に関する医学的判定を平成23年9月29日に行い、結果を発表した。
 医療費等申請のうち中皮種・肺がんに関しては、104件中50件(中皮種41件、肺がん9件)が「認定疾病と判定」、18件(中皮種7件、肺がん11件)が「認定疾病でないと判定」、36件(中皮種27件、肺がん9件)が「判定保留」。著しい呼吸機能障害を伴う石綿肺・びまん性胸膜肥厚に関しては、9件中2件(全てびまん性胸膜肥厚)が「認定疾病と判定」、7件(石綿肺4件、びまん性胸膜肥厚3件)が「認定疾病でないと判定」であった。
 また、特別遺族弔慰金等の請求では、『施行前死亡者に係るもの』に関しては、今回の判定は無く、『未申請死亡者に係るもの』に関しては、29件中12件(中皮種10件、肺がん2件)が「認定疾病と判定」、3件(中皮種2件、肺がん1件)が「認定疾病ではないと判断」、11件(全て中皮種)が「判定保留」。著しい呼吸機能障害を伴う石綿肺・びまん性胸膜肥厚のうち、『施行前死亡者に係るもの』に関しては、9件中2件(石綿肺1件、びまん性胸膜肥厚1件)が「認定疾病でないと判定」、1件(石綿肺)が「判定保留」。『未申請死亡者に係るもの』に関しては、1件(びまん性胸膜肥厚)が「認定疾病でないと判定」であった。
 これにより、これまでの判定分とあわせると、医療費等の適用対象とする罹患事例のうち中皮種・肺がんの累計は3,659件(中皮腫2,977件、肺がん682件)、石綿肺・びまん性胸膜肥厚に関しては17件(石綿肺5件、びまん性胸膜肥厚12件)、特別遺族弔慰金等の適用対象とする罹患事例のうち中皮種・肺がんの判定件数は『施行前死亡者に係るもの』が144件(中皮腫5件、肺がん139件)、『未申請死亡者に係るもの』は288件(中皮腫227件、肺がん61件)、石綿肺・びまん性胸膜肥厚に関しては、2件(石綿肺1件、びまん性胸膜肥厚1件)となっている。
 なお、判定が保留された事例に対しては、(独)環境再生保全機構が申請者や医療機関に必要資料の追加提出を求め、改めて判定を行うことになる。

(注1)うち42件はこれまでに「判定保留」とされた案件で、今回改めて資料の提出があったため、再度判定された。
(注2)うち12件はこれまでに「判定保留」とされた案件で、今回改めて資料の提出があったため、再度判定された。

【環境省】

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