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環境ニュース[海外]

欧州環境庁、大気質の検証・予測のためのモデル利用に関する基準指針を公表

環境行政 環境基準】 【掲載日】2011.10.13 【情報源】EU/2011.09.26 発表

 欧州環境庁は、欧州大気質モデル化フォーラム(FAIRMODE)が大気質の測定や汚染レベルの予測のために欧州内で利用されている様々なモデルを比較、文書化、検証することを目的にした基準指針を策定したことを公表した。FAIRMODEは、欧州環境庁と欧州委員会共同研究センターが共同で実施している。これまで、大気質の評価や報告は、その多くがモニタリングデータに基づいて行われていたが、2008年の大気質指令により、大気質の評価、予測、計画においてモデル利用が重要となっている。一方で、これらのモデルの形式や評価方法が多様であるために、これらを調和させることが必要となっていた。基準指針は、EU指令に基づくモデル利用の概観を提供している。モデル手法とデータソースの向上により、大気質の改善のためにモデル利用が増加することが期待される。【欧州環境庁】

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