ドイツ、リオ+20に向けグリーンエコノミーに関する国際会議を開催

【エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2011.10.14 【情報源】ドイツ／2011.09.29 発表

　ドイツ連邦環境庁は、9月29日、30日の2日間、「グリーンエコノミー」をテーマにした国際会議「グリーン市場‐持続可能な製品の世界」を開催する。この会議は、国際社会が経済と社会のエコロジー改革のための道を交渉するために2012年6月に開催されるリオ+20会議に向けて開催されるもの。フラスバース連邦環境庁長官は、「グリーンエコノミーは、世界中の飢餓と貧困を克服し、地球の環境負担の上限以内の経済発展を世界的に実現する重要戦略」とコメントした。「グリーンエコノミー」の基礎は、緑の未来市場への投資である。ドイツにおいては、連邦環境省と連邦環境庁が、「環境に配慮したエネルギー生産」、「エネルギー効率」、「資源効率」、「持続可能なモビリティ」、「持続可能な水経済」、並びに「廃棄物循環経済」の6分野を緑の先進市場と認定しており、これらの市場だけでも、2020年までに31億ユーロのポテンシャルがあるとしている。【ドイツ連邦環境庁】