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環境ニュース[海外]

国連環境計画の国際青年会議、Rio+20会議に向けグリーン経済への移行加速を要請

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2011.10.14 【情報源】国連/2011.10.01 発表

 国連環境計画(UNEP)のTunza国際青年会議が、2011年9月27日から10月1日までインドネシア、バンドンで開催され、来年ブラジルで行われるRio+20会議に向けて、グリーン経済への早急な移行を求める宣言が発表された。
 会議では、100を超える国々から1200名にも上る青年が集まり5日間にわたって議論。青年たちは、グリーン経済を「人々の幸福、社会的公正、環境保護を同等の重みをもってとらえる、真に持続可能な、唯一の一体的枠組」として位置づけており、世界の15〜24歳の失業者が8千万人を超える中、やりがいがあり、持続可能な開発への加速に貢献できる、環境を損なわない雇用創出を求め、それを可能にするグリーン経済が唯一の未来であると表明した。また青年たちは、GDPに代わる富の評価基準を求めたほか、政府への陳情活動やエコロジカル・フットプリントの削減、持続可能な生産・消費に関する身近なコミュニティの普及啓発など、Rio+20までの自分たちのアクションプランも作成し、宣言に盛り込んだ。これらの宣言はインドネシア政府及びUNEPによってRio+20本会議に伝えられる。【国連環境計画(UNEP)】

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