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環境ニュース[海外]

イギリス、水浴場等の大半が水質基準達成と発表

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2011.11.24 【情報源】イギリス/2011.11.08 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省は、イングランドの水浴場の大半が厳しい水質基準を満たしているとの検査結果を公表した。過去10年間、一貫して改善の傾向にある。2011年、海と陸の水浴場、計414か所で検査したところ、もっとも厳しいイギリスの指針基準でも水浴場の80%近く、また欧州委員会の最低基準はほぼ98%が達成した。義務である最低基準を満たせない水浴場については環境庁が調査に入り、汚染源について対策を講じることになる。
 水浴場の水質基準は、EUの水浴場水質指令で定められている。イギリスの水質評価に使われた主要な基準は、総大腸菌と糞便性大腸菌の2項目である。これららは人間など温血動物の腸内にいるもので、下水等の汚染の指標になる。イギリス全体の遵守状況概要とイングランドの検査結果は、以下の関連リンクから閲覧できる。
 スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの結果は、それぞれの政府または環境省が順次公表する。指令の水質項目すべてについての、イギリス全体の詳細な結果報告は、2011年末までに水浴場ウェブサイトで公表される。【イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)】

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