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環境ニュース[国内]

アスベスト被害救済制度に基づく指定疾病の認定のための医学的判定を実施

健康・化学物質 公害予防/被害】 【掲載日】2012.01.26 【情報源】環境省/2012.01.26 発表

 環境省は、アスベスト救済法(石綿による健康被害の救済に関する法律)に基づいて(独)環境再生保全機構に申し出のあった、医療費等の申請92件(注1)、特別遺族弔慰金等の請求24件(注2)に対して、認定疾病に関する医学的判定を平成24年1月26日に行い、結果を発表した。
 医療費等申請のうち中皮種・肺がんに関しては、90件中52件(中皮種48件、肺がん4件)が「認定疾病と判定」、8件(中皮種4件、肺がん4件)が「認定疾病でないと判定」、30件(中皮種24件、肺がん6件)が「判定保留」。著しい呼吸機能障害を伴う石綿肺・びまん性胸膜肥厚に関しては、2件(びまん性胸膜肥厚)が「認定疾病と判定」であった。
 また、特別遺族弔慰金等の請求では、『施行前死亡者に係るもの』に関しては、4件中2件(肺がん)が「認定疾病でないと判定」、2件(肺がん)が「判定保留」であった。『未申請死亡者に係るもの』に関しては、17件中4件(中皮種3件、肺がん1件)が「認定疾病と判定」、2件(中皮種)が「認定疾病ではないと判断」、11件(中皮種7件、肺がん4件)が「判定保留」。著しい呼吸機能障害を伴う石綿肺・びまん性胸膜肥厚のうち、『未申請死亡者に係るもの』に関して、3件(石綿肺)で「認定疾病ではないと判断」であった。
 これにより、これまでの判定分とあわせると、医療費等の適用対象とする罹患事例のうち中皮種・肺がんの累計は3,882件(中皮腫3,167件、肺がん715件)、石綿肺・びまん性胸膜肥厚に関しては33件(石綿肺8件、びまん性胸膜肥厚25件)、特別遺族弔慰金等の適用対象とする罹患事例のうち中皮種・肺がんの判定件数は『施行前死亡者に係るもの』が145件(中皮腫5件、肺がん140件)、『未申請死亡者に係るもの』は325件(中皮腫255件、肺がん70件)、石綿肺・びまん性胸膜肥厚に関しては、4件(石綿肺1件、びまん性胸膜肥厚3件)となっている。
 なお、判定が保留された事例に対しては、(独)環境再生保全機構が申請者や医療機関に必要資料の追加提出を求め、改めて判定を行うことになる。

(注1)うち34件はこれまでに「判定保留」とされた案件で、今回改めて資料の提出があったため、再度判定された。
(注2)うち6件はこれまでに「判定保留」とされた案件で、今回改めて資料の提出があったため、再度判定された。

【環境省】

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