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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、全国小規模上下水道事業者の水質向上訓練等のため1500万ドルを支援

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2012.03.21 【情報源】アメリカ/2012.03.02 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、全国の小規模上下水道事業者に対し、総額1500万ドルを支援すると発表した。対象は、顧客が1万人未満の水道事業者と源泉所有者で、上下水道システムの運用と管理実務を向上させる訓練とツールを提供し、EPAが取組む、小規模市町村における公衆衛生や持続可能性促進の一助とする。
 現在、国内の15万7000の水道システムのうち、97%超を顧客数1万人未満の事業者が占め、そのうち80%超の事業者の顧客は500人にも満たないという。多くの小規模事業者が、資金難やインフラの老朽化、社員の高離職率などの課題を抱え、連邦及び州政府の規則に則った信頼できる上下水道サービスの提供に困難をきたしている。
 本助成のうち大半の1450万ドルは、小規模上水道システムにおける飲料水安全法の順守や、公営の小規模下水道システム等における水質向上を目指した、訓練と技術サポートに提供されるが、部族所有による公共水道システムへも最大50万ドルの同様のサポートを行う予定である。【アメリカ環境保護庁】

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