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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁とロサンゼルス地域水質管理委員会、周辺水域の新たな水質向上計画を発表

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2012.04.11 【情報源】アメリカ/2012.03.27 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)とロサンゼルス地域水質管理委員会は、ロサンゼルス・ベンチュラ両郡の汚染水域175カ所のうち、新たに8水域の水質向上計画を発表した。この計画は、水域の水質改善、生態系修復、利用者の安全確保を目的としたもの。連邦水質浄化法の下、各州は「一日当たり総合最大負荷量(TMDL)」プログラムにより、汚染水域について個別の水質向上計画を策定してEPAの承認を得るよう義務付けられている。
 ロサンゼルス周辺には、漁業やレクリエーションの場となる小川や湖、海岸が多く存在している。この計画は、こうした水域に悪影響を及ぼす細菌や窒素リン水銀などの有毒化学物質の削減を促すもので、EPAは、計画が完全実施されれば、汚染水域の95%超が適用水質基準を満たすとしている。これまでに47の水質向上計画が設定されており、さらに来年中に新たな計画が承認または策定される予定である。【アメリカ環境保護庁】

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