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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、化学物質情報届け出の電子化を提案

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2012.05.02 【情報源】アメリカ/2012.04.13 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、有害物質規制法(TSCA)に基づく情報の届け出を電子化する提案を発表した。新規則案では、TSCAで要求される各種試験データの提出や報告等のさまざまな手続きを、EPAの環境データポータルサイト「セントラル・データ・エクスチェンジ」を通じて行うことが求められている。この措置は、EPAの透明性向上と化学物質情報の一般公開拡大のための取り組みの一環。届け出の電子化により、従来の紙媒体による方法より届け出の負担が軽減され、届け出手続きが効率化して行政コストも低下するという。同時に、化学物質情報の公開が容易になるほか、正確性の向上、市民の情報利用の迅速化、利便化が可能になる。EPAは、この規則案に関するコメントを60日間募集する。また、新制度の開始前に、利用者が新たな要求事項に慣れるためのウェビナー等を開催し、新ツールの利用に関する意見フィードバックの機会を設けることにしている。【アメリカ環境保護庁】

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