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環境ニュース[海外]

ドイツ ヒト・バイオモニタリング・プロジェクトにおいて3物質の分析方法を開発

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2012.06.20 【情報源】ドイツ/2012.06.05 発表

 ドイツ連邦環境省とドイツ化学工業会(VCI)は、共同で実施しているヒト・バイオモニタリング・プロジェクトにおける最初の成果として、可塑剤や窓枠やドア枠の固定や断熱に利用するためのワンコンポネントフォームの構造物として利用されているディンチ、DPHP、MDIの3物質の分析方法を開発したことを公表した。分析方法は、現在、ドイツ研究振興協会(DFG)によって確認されている。また、今後、分析方法の開発対象となるシロキサンD3、D4、D5など5物質についても公表した。対象物質の選択は、学術界、産業界、関連省庁によって構成される高レベルの専門家グループによって行われる。このヒト・バイオモニタリング・プロジェクトは、ヒトへの曝露量が増加の可能性のある物質や特に健康に影響を及ぼす物質、またこれまで体内での測定がされていなかった物質について解明することを目的にしている。2020年までに50物質・物質群の分析方法を開発する。プロジェクトは、2010年に開始し、2013年まで試験期間として運営されている。分析方法の開発はドイツ化学工業会が担当し、その応用は、連邦環境省が連邦環境庁と協力して担当する。分析方法の開発は困難かつ高い費用を必要とするプロセスであるが、今後50物質の分析方法を開発することにより、重要な化学物質が人々にどのような負荷を与えているのか、知見を得ることになる。これまでは、予見に基づき判断されており、健康リスクについては過大評価、または過小評価されることもあった。また、物質の禁止・制限に関して科学的データを提供することにもなる。さらに、化学産業界においては、労働医療上の予防のための重要な手段を得ることになる。【ドイツ連邦環境省】

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